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2018.09.25美容のお話

『にきび』にも鍼が効く?・・・はぴねす美容のお話11

こんにちは!!

千葉市蘇我駅より徒歩3分はぴねす鍼灸院 内川です♪



今回は『ニキビ』についてです!!

ニキビというと10代の思春期の悩みと思いがちですが、20歳を過ぎてからできる大人ニキビに悩まされている方もたくさんいらっしゃると思います。

もし、鍼治療でニキビを治せるのなら試してみたいと思っている人は少なからずいらっしゃるかと思います。

ニキビは色によっても分類できます。美容鍼がどんなタイプのニキビに効くのか、美容鍼で治せるのはどのタイプのニキビなのか、ニキビをどうやって治療するのかなどを説明させていただきます。

まず、ニキビがどのようにできるのか説明します。

ニキビは、毛穴に余分な皮脂や古くなった角質が詰まり、それを餌としてアクネ菌が異常繁殖するために起こります。単に毛穴に皮脂や角質が詰まるだけではニキビにはなりません。アクネ菌の餌になる皮脂や角質が毛穴を塞いだ状態で、寝不足やストレス、加齢などによって免疫力や代謝が低下すると、アクネ菌の繁殖が活発になり炎症が起こりニキビができます。

美容鍼では、鍼を刺すことで微細な傷を作り、人が本来持っている修復機能を高め、傷を修復させます。傷ができると、その部分を修復するために血液や免疫が優先的に集まり、細胞のもとになるコラーゲンやエラスチンの産生量も一時的に増えます。その結果、血行が促進され、皮膚のターンオーバーも正常化していきます。

ターンオーバーが遅れ、古くなった角質がきちんと剥がれずに厚く積み重なると大人ニキビになりやすいため、新しい肌が生まれ変わりやすい環境を整えることがニキビの治りを早くなります。

ニキビには見た目の色や状態によって次の5種類に分かれます。

・白ニキビ
皮脂が詰まった毛穴がポツポツと白く膨らんで見える状態です。初期段階のニキビで「赤ちゃんニキビ」とも呼ばれます。
・黒ニキビ
皮脂線の働きが活発になり、毛穴に詰まった皮脂の空気に触れた部分が黒く酸化して見える状態です。
・赤ニキビ
アクネ菌による炎症の度合いがひどく、患部が腫れて赤く見えるニキビです。
・黄色ニキビ
赤ニキビが化膿した状態で、先端の膿が黄色く見えます。
・紫ニキビ
ニキビの腫れが進行し、患部に血が溜まって紫色に見える状態です。

これらのニキビのうち、美容鍼で効果が期待できるのは、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビの3種類です。なかでも、赤ニキビは美容鍼の治療効果が最も現れやすいです。赤ニキビはターンオーバーの際にうまく古い角質層が剥がれ落ちずに厚く積み重なると起こるニキビです、美容鍼でターンオーバーが正常化すると症状が軽くなると考えられます。

それに対して、黄色ニキビは膿が溜まった状態です。美容鍼は向きません。皮膚科を受診して抗生剤で治す必要があります。また、紫ニキビまで進行したものは、一般の皮膚科でも対応が難しく手術が必要な状態です。もちろん、美容鍼で緩和させるのは大変難しいです。

ニキビに対するアプローチはニキビの周辺に直接鍼を打つ方法と、ニキビの原因となっているストレスや冷えに対処するツボに鍼を打つ方法があり、症状に合わせて併用します。

白ニキビは免疫力が下がっているときや、ホルモンバランスが乱れているときに起こりやすく、肝臓の解毒作用が衰えているときには赤ニキビができやすくなります。それぞれの症状を見て、患部に直接アプローチする鍼と同時に、原因に対処する鍼を打つという方法をとります。

赤ニキビは患部が熱を持っているため、まずはニキビのできている周辺に鍼を刺し、血流をよくするところから始めます。鍼を打つことで傷のついた部分の再生が促されるため、遅れ気味になっていたターンオーバーが早まり、古い角質が剥がれ落ちやすくなります。顔全体にニキビが出ているよう場合は、体質改善も併せてしていくことが重要です。患部にのみアプローチしても、効果が一時的なものになってしまいます。根本的な原因が無くならなければ、一旦腫れが引いてもまたすぐに元に戻ってしまうため、ホルモンや自律神経のバランスの乱れを整え、冷え対策や内臓の働きを整える施術を行います。

もし、ニキビなどのお顔のスキントラブル等ありましたら、なんでもご相談くださいね♪

 

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