リラクゼーション

BLOG

2018.09.27ブログ

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)

こんにちは!はぴねす鍼灸院内川です!!

今回は、肩関節周囲炎、、、俗にいう四十肩・五十肩についてお話させていただきます。



肩関節周囲炎は、40~60歳代の人に起こりやすく、男性より女性に多く、肩の強い痛みと肩関節拘縮などがみられる。

明らかな外傷がなく、肩関節を構成する組織の炎症(滑液包炎)によって関節包が短縮し肩甲上腕関節の関節可動域制限を招くと考えられています。

肩関節は日常の生活でたえず動いている関節のため、40歳頃より関節周囲の筋、腱は少しずつ疲労し老化していきます。肩関節周囲炎になると、肩を動かすことにより痛みが増し、夜間の激しい痛みのため目を覚ますほどになります。肩を動かす事により痛みが強くなるので無意識のうちに肩を動かそうとしなくなり、ついには肩関節周囲の組織が固まり、肩を上げることができない拘縮という状態に陥ります。

自然に治ることもありますが、放置すると日常生活が不自由になるばかりではなく、癒着して動かなくなることもあります。

急性期・拘縮期・回復期の3つに分けられます。

急性期は、痛みは徐々に強くなり、関節可動域も次第に小さくなってきます。この時期には無理に動かすのではなく安静にします。痛みをとることが目標で、注意して日常生活を送ることが大切です。

急性期をすぎると、拘縮期に入ります。痛みは少しずつ軽減してきますが、関節包の拘縮により関節可動域の制限が続き日常生活に支障をきたします。この時期は、温熱療法(入浴など)や運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)を行います。関節の動きを良くする事が目標で、多少の痛みを我慢して積極的に行うことが必要です。また、痛みを軽減する為に、鍼灸治療や筋肉をほぐしていくと効果的です。

回復期は、痛み・関節可動域制限とともに徐々に回復してきます。回復には6か月から2年間ほどかかります。

 

マッサージでは体の表面の組織(筋肉・皮膚)にしかアプローチ出来ないのに対し、鍼は組織(筋肉・靭帯)に直接刺激を与える事ができます。
刺激を与える事で血流をピンポイントで促進させ、硬くなった組織に潤いを与え、治癒能力を働かせます。

早期よりしっかりとしたケアを行って、回復を早く今まで通りの日常生活に戻りましょう!

ネット予約

友だち追加

はぴねす鍼灸院

ご予約・お問い合わせ

ご予約はお電話または
コンタクトフォームよりお問い合わせください

070-4490-2366